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初心者でもわかる!2024年間配当金報告と高配当投資のコツ

投資を始めたいけど、何から手を付ければいいかわからない...。そんな初心者の方に向けて、僕が実際に2024年に受け取った配当金を公開します。この記事では、配当金の基本から、高配当投資のコツ、注意点まで、わかりやすく解説します。僕の経験を基に、あなたの資産運用を成功に導くヒントが満載です。
目次
はじめに:僕の配当金実績を公開します
今回は、僕が2024年に実際に受け取った配当金の実績を公開し、そこから得られた知見を皆さんにご紹介したいと思います。投資初心者の方にとって、配当金は資産形成の重要な要素の一つです。この記事を通して、配当金に関する理解を深め、より良い投資判断ができるようになることを目指しましょう。
2024年の年間配当金合計は、日本円で27,900円、米ドルで1,061.82ドルでした。
2024年末時点での僕のポートフォリオは、米国株が約630万円、国内株式が約136万円でした。
この数字だけ見ると、「少ないな」と感じるかもしれませんが、配当金は「種銭」として再投資することで、雪だるま式に資産を増やすことができます。
配当金とは?基本を理解しよう
まず、配当金とは何かを簡単に説明します。配当金とは、企業が利益の一部を株主に還元するお金のことです。株を持っているだけで、定期的に企業からお金がもらえるというのは、非常に魅力的な仕組みですよね。配当金は、企業の業績や方針によって変動します。
配当金には、「権利確定日」というものが存在します。これは、その日に株を保有している株主が配当金を受け取る権利を得られる日のことです。権利確定日の2営業日前には株を保有している必要があり、この日を「権利落ち日」と呼びます。この権利落ち日には、株価が下がる傾向があるため、注意が必要です。
高配当株とは?利回りの目安
高配当株とは、一般的に配当利回りが高い株式のことを指します。配当利回りとは、株価に対して1年間にもらえる配当金の割合のことです。たとえば、1株1000円の株で、年間50円の配当金が出る場合、配当利回りは5%となります。一般的に、4%以上の利回りがあれば高配当株とみなされることが多いです。
高配当株に投資するメリットは、定期的な収入が得られることです。また、配当金を再投資することで、複利効果により資産を効率よく増やすことができます。ただし、高配当株には注意点もあります。高利回りであるということは、会社の業績が悪化している可能性や、経営状態が不安定な場合もあるため、企業の財務状況や業績をしっかりと確認することが重要です。

2024年の配当金内訳を詳しく見てみよう
ここで、僕が2024年に受け取った配当金の内訳を詳しく見ていきましょう。
日本株の配当金
日本株の配当金は合計27,900円でした。内訳は、NISA成長投資枠での配当金がメインで、特定口座や一般口座からの配当金はありませんでした。NISAの非課税メリットを最大限に活かせていますね。
米国株の配当金
米国株の配当金は、合計1,061.82ドルでした。米ドル建てなので、為替レートによって日本円換算額は変動しますが、僕の場合は約16万円程度でした。米国株は、高配当ETFのQYLDをメインに保有しており、高い利回りから安定的な配当金を得ることができています。
QYLDは、NASDAQ100指数のカバードコール戦略を用いたETFで、毎月配当が出るのが特徴です。
※カバードコール戦略:保有している株式を担保として、コールオプションを売ることで、オプション料を利益とする戦略。
配当金を意識する上での投資戦略
配当金を意識した投資をする上で、僕が実際に心がけているポイントを紹介します。
分散投資でリスクを低減
投資の世界では、「卵は一つのカゴに盛るな」という格言があります。これは、資産を特定の銘柄や資産に集中させるのではなく、複数の銘柄や異なる資産に分散させることで、リスクを低減させるという考え方です。僕も、日本株だけでなく、米国株や他のアセットにも分散投資をしています。
配当の再投資
配当金を受け取ったら、僕は基本的に再投資をします。これは、配当金を受け取って消費するよりも、さらに資産を増やしていくための有効な戦略だからです。特にQYLDは再投資をすることで、より複利の効果を期待しています。
配当株の選び方
配当株を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしています。
- 配当利回り:4%以上を目安に高配当株を狙う
- 配当性向:企業の利益のうち、どれくらいを配当金に回しているかを確認する。高すぎると無理な配当をしている可能性も
- 業績の安定性:安定した業績を上げている企業を選ぶ
- 成長性:今後も成長が見込める企業を選ぶ
為替リスクについて
米国株に投資する際は、為替リスクも考慮する必要があります。円高になれば、米ドル建ての資産価値が下がるため、注意が必要です。その点、日本株は為替リスクがないというメリットがあります。
これからの配当金戦略
今後の配当金戦略として、僕は以下のようなことを考えています。
- 配当利回りの上昇:これまで以上に配当利回りの高い銘柄をポートフォリオに組み込むことを検討
- 成長株への投資:配当利回りだけでなく、今後の成長が見込める企業にも投資をする
- 再投資の継続:受け取った配当金を再投資し、資産の最大化を目指す
まとめ:配当金は資産形成の強力な味方
この記事では、僕の2024年の配当金実績を公開し、配当金投資の基本から戦略までを解説しました。配当金は、資産形成の強力な味方です。焦らず、着実に、あなたの資産を増やしていきましょう。この記事が、あなたの投資活動の一助になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
